高岡市とほたるいか

2010年3月 3日

ことしもほたるいかのシーズンになった。運良く、3月1日富山県の高岡に行った。
富山湾のほたるいかは3月1日が解禁だそうである。
ちょうどその日、IBMの旧友のT教授と高岡にある富山大学の芸術学部を訪問。この学部は国立大学のなかでもめずらしい芸術学部である。
会議は昼過ぎにおわり、列車の時間までゆとりがあったので高岡駅前のすし屋にみんなで立ち寄る。このすし屋、東京にもってくればなんとか次郎にもX谷にも匹敵するようなすし屋。なぜ人口17万人の高岡の駅前にあるのかわからないが、とにかくすばらしいすし屋である。
最後のころに当日解禁になたばかりのほたるいかの握りがでる。この時期のほたるいかはとてもあっさりしていて口当たりがやわらかい。これが5月の連休明けごろになるとすっかり濃厚なわたのあじが強くなる。とても口あたりがやわらかく普段東京で食べるほたるいかと感じがちがう。東京でたべるとどうしてもいかの目がくちのなかで触る。
聞いてみたら数センチもない大きさのほたるいかの目をピンセットで取って出しているのである。これぞ、職人の仕事、と感心。
これからは家でほたるいかを食べるときにもピンセットを用意しよう。満足して東京に戻った。

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