記憶力、理解力、集中力

2010年12月 7日

以前から記憶力の減退は感じていた。よくあるように人の顔は思い出せるのだが名前を思い出せない。その傾向はますます激しくなってきているがそれだけではない。
理解力も衰えてきているし、集中力も衰えてきている。理解力の衰えと集中力の衰え葉相互に関係がありそうである。
たとえば、ちょっと難しい本を読み始めると30分くらいしか持続できない。しかも知らない内容の本を読むとさっぱり理解が進まない。
そんなわけで、読書に関しては数冊の本を用意しておき一冊が30分しか読めなかったら次の本に乗り換える、というようなことをしている。細切れに読むものだから次に読んだ時には前に読んだことをかなり忘れているのでまた少し読み直すということをする。
したがって読書はなかなか進まない。
集中力対策はこのようにひとつのことに集中できなくなると次のことに移動することでなんとか対処している。しかし、読書はこれでよいのだが考え事も考えるということを持続しないと考えが進まないことが多い。こんなときは、まったく年寄りじみているのだが、散歩に出かける。しばらく歩いていると考え込んでいたことの解決案がひらめくことがある。
ただ系統だった方法ではないので記憶力、理解力、集中力を維持するための訓練方法はないか、と考えながら週末に歩いていたらはっと思いついた。まさに、思いつきである。
それは、語学の勉強をすること。語学は記憶力と理解力と集中力が要求される。
しかも、まったく知らない外国語はまだたくさんある。そこで思いついたのは複数の語学を並行して学ぶことにより集中力欠如の対策とし、理解力と記憶力を鍛えるために異なる三つの外国語を選んだ。もちろん、なんらかの必要性が無ければ取り組む気にもなれないので少しは必要性がある三つの外国語、韓国語、中国語、イタリア語をえらび、それぞれのNHKのテキストをまず買ってきた。それが写真の三冊の本である。
面白いことにこの三つの言語は文字が異なる。したがって、ひとつの言語からほかの言語への類推は効かない。ところが自分のこれまでに持っている知識とは少しだが取っ掛かりがある。韓国語は文法が似ているし言葉そのものも似ている。中国語は漢字に関しては想像力が働く。イタリア語はイタリア料理が好きだからかなり親しみがあるし、なんと行ってもアルファベットであるし、意味はわからなくても発音はできる。
これが今月からはじめたチャレンジである。
少なくとも三日坊主にだけはならなかったが、、、、いつまで続くかはわからない。
投資したのはNHKのテキストだけだから途中でやめてもロスは少ない。

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