2010年7月から2011年10月の間

2011年10月25日

机の上を整理していたら昨年の7月に海外に出かけたときにドルを購入したときのレシートが出てきた。
そのときの換算レートは1ドル96円だった。今は1ドル76円である。
この間、16ヶ月。その間に20円、円高になった。
なんと毎月1.25円づつ円高になっている計算である。
76円を基準とすると毎月1.6%円の価値が上がっていることになる。
ところで、いまどんな銀行の預金に預けてもこんな利息にはなりえない。年利で見ると、96円でもっていたものが16ヶ月間に20円価値が増えたのだから年率でみると15%の価値の上昇である。
こんなにもっているだけで価値が上がる円なのだから急いで使う人はまずい無いだろう。持っているだけで価値が上がるのだから。
ところで、16ヶ月前に円からドルに買えた残りが100ドルほど手元にある。これは実に引き出しに入れておいただけでこの期間に26ドルも目減りしている!
もし、ある品物が16ヶ月前に海外に輸出されていてそれが在庫として残っていてその商品が16ヶ月前と同じ値段で売られているとしたら実は円での売上げは25%も目減りしていることになる。
おおよそ企業の営業利益は良くて10%である。25%も目減りしたのではその企業には何も間違ったことをしていなくても赤字転落である。
1年半前には96円で輸出していた商品を海外での価格競争力を同じに保つには今では76円で輸出しなければならない。
さて、どうしたものか、、、、

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