英語アラビア語の翻訳ソフト

2009年11月26日

世界でもっとも優れた、英語アラビア語の、翻訳ソフトがイラク戦争との絡みで開発され、それが一般にも使えるようになったのでそのソフトのライセンスを入手。日本でビジネスにならないか?日本には英語アラビア語の翻訳の需要はないに等しい。世界で最も優れた最新の翻訳ソフトだ。翻訳のニーズのあるのはどこの分野か。日本ではやはり日本語英語だろう。これからを考えたら日本語中国語も潜在的な需要は大きいだろう。
それでは、英語アラビア語の翻訳の最新技術を使って日本語英語版をまず、作ろう。
なぜ、英語アラビア語の翻訳ソフトが生まれたのか?その背景には明確なニーズがあった。
それはイラク戦争に送り出すアメリカ兵はほとんどすべての人はアラビア語を読めないし、話せない。アメリカ軍がイラクに駐在し統治するにはイラク人との接触が必須。なんらか、コミュニケーションのできるてだてが必要。そこで、即時翻訳のできる英語アラビア語のソフトをつくることにより問題の解決を図ろうとした。ポイントは解決すべき課題が明確に存在したこと。そして、技術はその問題を解決するために開発されたこと。それをほかに応用してビジネスとしようと考えるとき、その技術によって解決すべき問題があるか?解決できたとき対価がえられるものか?(対価が得られなければビジネスにならない)その技術は特定目的にのみ適合する技術科、あるいは一般性を持った技術か?際立った技術は特定化されていることが多い。応用範囲が限定されている。市場が限定されている。その市場のニーズにぴったりはまるかどうか?英語アラビア語の翻訳ソフトの場合、英語アラビア語というところに意味があった。最新の技術の、翻訳ソフト、という一般系ではなかった。もし日本語英語版を作ったとしたら、字綱日本語英語の翻訳に関しては既に多くのすぐれた翻訳ソフトがあり英語アラビア語の技術を応用して日本語英語にしたとたんそのユニークネスは無くなり、差別化も無くなってしまった。反省 そもそも本来の機能である英語アラビア語の翻訳需要は日本にはない。英語アラビア語の翻訳に関しては最新技術で最高性能であっても、日本語英語にかんしてそうである、という意味ではない。
技術からスタートしてビジネスを探すときにえてして犯し勝ちな間違い。

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