押尾学

2010年9月10日

このところスポーツ新聞を買って眺めている。じわじわと売上げが落ちているらしい。
スポーツ新聞は家庭に配達する宅配もあるがそのかなりの部分は駅のキオスクとかコンビニでの即売である。
いつも、家の近くのファミマで買う。狙いはスポーツ新聞を買うだけの意味のある情報が載っているのかどうかの評価である。
昨今のスポーツ紙の売れ行きの伸びが悪いのは許しがたい巨人のだらしなさに大きな要因があるのは事実だがそれならそれでほかの記事の充実で販売確保の努力をするべきである。
そこで、このところ話題でなにかと不透明な感じのする押尾学の事件についてどれくらいスポーツ紙は突っ込んだ記事を書いているのか見て評価しようと試みている。
ところがこの3,4日間、大手スポーツ紙2紙は芸能面のほぼ一面をついやしてこの裁判の状況を書いているのだがその中身はほとんどテレビ報道の域をでていない。
たとえば元マネージャーについては元マネージャーとしか出てきていない。ようやく、一紙で泉田という名前がでてきたくらいである。わざわざ新聞をコンビニまで出かけていった買う立場として知りたいのは証言にたった元国会議員とはだれ?早い時期に連絡をとって救急車を
呼ぶように指示した有力知人とはだれ?元マネージャーの上司のシニアマネージャーはだれ?などなど。新聞社の記者なら既に知っているかあるいはちょっと調べればわかるはずなのに書けないのなら、テレビ報道で十分でありわざわざお金を出して買う必要はない。
記事を見ている限り、あくまでも書き手の立場、目線で記事を書いている。読者目線はほとんど意識していない。この程度のテレビの追っかけ記事をテレビと同じレベルで書いているのでは売れ行きが伸びないのも仕方が無い、というのが今朝までのj評価である。

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