お米の話

2010年11月 7日

生まれてからこの年になるまでずっと米を食べてきていたのに米にわずかながら興味をもったのはごく最近のことである。
最近仕事で定期的に出かけてゆく雑司が谷で米の専門店というか、昔ながらの米やを見つけた。
何回かその前を素通りして仕事の場所に向かっていたのだが先日、帰りにとうとう店に入ってしまった。
ちょうど新米が出てきている時期である。その新米目当てに店に入った。玄米食にしてからもう10ヶ月ほどに成る。100%玄米である。
玄米を食べるようになって判ったことはお米の味の違いが白米よりもよくわかることである。
玄米に含まれている味の構成要素が多いためなのだろうか。店に入ると玄米が大きな袋に入って並んでいる。
産地別に並んでいて、今はちょうど新米が出始めているので21年、すなわち昨年生産されたものと22年の新米の両方が並んでいる。
当然ながら新米を買うために入ったのだが袋に入っている玄米の手にとってみるとなんとなく米粒が揃っていない。
ある特定の産地からのものなのでいろんな玄米を混ぜてはいない。そこで念のためと思い、同じ産地の21年の玄米を手にとってみた。米粒は新米よりもはるかに揃っているし新米でみられた欠けた米粒もごく少ない。
米屋に聞くと今年の米はどうも粒ぞろいが悪く欠けているものが多い、という。気温が高かった性だろうという。
目で見ると明らかに21年の米のほうがよいのでそれを一キロだけ買って帰った。一キロ640円、炊き上がった米に弾力性があり満足良く味だった。念のため次回は同じ産地の新米のほうを買って味を比べてみる。なお、買った米は十日町の有機肥料、天日干しのものである。
この米屋、このような情報はきっちり米の袋ごとにカードに書いてあり、しかも店の人と話しながらそれぞれを見比べていたら、この米は’棚田で作られた米ですよ‘と教えてくれたのでそれを買った。
なぜ棚田のような耕作のしにくい場所にも米を作るのかわからず長い間、土地が無いからあろうと思っていた。しかし、2年ほど前たまたま稲刈りの真似事に出かけたところが棚田であったのでこの人に聞いたところ棚田はおいしい米が出来るからつくるのだということを教わった。風通しがよく、水も流れていて、日当たりの具合がよいのがその理由だそうである。

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