富司純子、化粧品メーカーを恐怖に陥れる?

2010年11月17日

某化粧品メーカーが満を持して発売した戦略商品がさっぱり売れないとのうわさである。
その商品、中高年の女性をターゲットにした化粧品だったのだが、、明らかに可処分所得にゆとりのある世代への若返り提案だったのがなぜ売れない?
どうも、その秘密は朝の連続ドラマに出ている富司純子が教えてくれそうである。実力とパワーのある脇役を配して新人女優を売り出そうという、新人にとっては大きな登竜門の某ドラマ。いつもその脇役の演技が楽しみなのだが、今回は脇役のはずが明らかに主役である(ひょっとしたら某テレビは方針を変えて従来の脇役のポジションを主役に変えたのかもしれない)。おばあさん役の富司純子がそれである。
アップにならなくても顔のしわが判る。アップになれば顔のしわの深さ、首筋のしわ、手のしわ、、、しわ、しわ、しわ、、、
しかし、その表情も姿も凛としていてとても美しい。眼光鋭く、口元はきりりとしまり、、
背筋はまっすぐに伸びていて、、、、
いっぽうで、中高年女性向けの化粧品のコマーシャルに出てくる高年にちかい二人の歌手のプリプリお肌の女性とは好対照である。
まだ、30代といっても通用するでしょう?といった感じのメッセージである。しかし、最近の消費者、とくに中高年女性はそれに引っかかるほどアホではない。
みんな、コマーシャルに出ている女性二人がプリプリ肌なのはなにもその化粧品のおかげだけではなく、背景には莫大なお金が掛かっていることくらい十分承知である。
むしろ、賢い高年女性は年相応の美しさにあこがれている。
そのような女性にとっては連ドラの富司純子のしわの顔は新しい価値観のもとでの憧れである。おまけにテレビに出ているのだからスッピンのはずは無いがスッピンを感じさせる化粧である。
いまや、しっかりお金を持っている高年女性はプリプリお肌にあこがれるのではなく年を重ねたことそのものが美しいという価値観に至っているとしたら、、、、某化粧品メーカーの戦略商品が売れないのももっともである。
こんな価値観がひろがったのでは化粧品メーカーにとっては脅威では?更なる疑問は、このような新しい価値観をもちはじめた高年女性はそのお金をいったいどこに使おうとしているのか?
そこにはどうも未だつかみきれていない新しいマーケットがありそうである。

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