人生の運転はバックミラーが頼り

2013年4月 6日

今年で、平均寿命に手が届く年代に入った。
さて、これからどうするか、と考えはじめたときに気がついたことがある。
先を見ようと思ってみたら、自分の人生,見ているものは時間のバックミラーに映っているものばかりが見えているのである。時間の後ろは見えているが前は見えてない、こんなことに今頃気がついた。
目の前に見えているものは時々刻々過去になって行く姿かたちであり、決して先が見えている訳ではない。スケジュール表を見れば確かに向こう何週間かの予定が書き込まれている。
しかし,それは予定されている行動であって、その行動の結果は何も判らない。
行動して,結果があって、その結果が次をもたらすのだからスケジュール上に予定が書かれているといっても先が見えているわけではないのである。
そうなると、バックミラーに映っている過去からこれから先に向けて一体なにが判るのか,何が類推できるのか、何が予測できるのか、、、それに重要な意味があるように思えるし、それしかこれから先をしる手がかりは無い。
そうおもってこのところバックミラーに映っている過ぎて行く過去の様子をみていると,映っているものがどんどん変化している。どうも去年から今年はある種のターニングポイントに来ているのではないか,という気がしている。
どんなターニングポイントなのか,もう少しバックミラーに映るものを丁寧に分析してみると浮かび上がってくるだろう。
過去の分析は意味が無いと思いがちであるが,これから先を知るために持っている情報は
過去の事実だけである。過去の事実を見据えることによってこれから先が見えてくる。その意味で,過去を知ることは大切である。

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