相変わらず円高、

2010年10月28日

相変わらず、円高でドル安である。
1ドル82円のラインで介入し、瞬間的に85円まで上がったものの、すぐに戻り、いまや80円台である。あの、日銀がドル買いに使った数兆円はどこにいってしまったのだろう?85円で買ったものが80円に値下がりしているのだから6%の値下がりである。もし、3兆円を介入に使っていたとしたら3兆円の6%、つまり1800億円が減ったわけだが、、、、
もっとも、いつか85円を越えるまで待ってそのとき手持ちのドルを放出したら取り返せるが、、、
外国為替という言葉の世界に入るとなんだか難しくて判らない気分になる。そこで、もっと単純化して考えてみた。
為替の交換のレートが為替市場の動向で変化するとか、アメリカの景気が悪いから、、とか
素直な感覚からいつと、それではどうすればいいの?とおもう。
そこで、普通の市場でものの価格が上がったり下がったりする仕組みにあてはめて考えてみた。
需要が供給を上回ると値段は上がる。逆に供給が需要を上回ると値段は下がる。そうだとすれば、通貨にも通貨市場がある。
安くなっている、というのはその通貨が需要以上にだぶついていることだし、通貨が高くなっているということは市場でその通貨量が少ないからではないか?
それでは、市場に出回る円の量を増やしたら、それも需要を少し上回るところまで増やしたら円は下がるのでは?
こんなことを言うと、通貨の市場はそんなに簡単ではない、という。しかし、なぜ簡単ではないのか、という説明はなかなか見当たらない。
ものの供給を増やすにはモノを生産しなければならず、モノにもよるが結構なコストがかかる。ところが円はお札であり、銀行券であるから昔のような金の裏づけ入らない。
印刷機を回せばよいのである。なぜ、通貨の発行量を増やさないのか?素人にはわからない。
ひょっとしたら日銀は印刷会社になった、といわれるのがいやなのだろうか?しかし、組織的に印刷局というのがあるらしいから印刷会社でもあるとおもうが、、、、
実は通貨の発行量を増やせばよいのだ、という処方箋を書いている人がいる。ノーベル経済学賞学者のクルーグマンである。
昨年3月に発行された‘世界大不況からの脱出‘というリーマンショックの後で出版された本にはこのように書かれているが、、、、
とても丁寧な本で、いくつかある章のなかに‘日本がはまった罠‘という章まである。
ポール クルーグマン著、早川書房発行、1500円(税別)

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