電子図書と古本

2011年10月21日

いよいよアマゾンが電子図書配信をはじめるようだ。
自分としてはどの程度活用できるか、今のところはっきりしないが
とりあえずキンドル計ってみようか、とおもっている。
本の紙の質感がなかなか棄てがたいからである。
最近も相変わらず散歩を兼ねて近くの古本屋めぐりをしている。
私が古本を買うときにはいくつかのポイントがある。
まずは読むだけの目的で買うことは少なく、そのような本はほとんど
ブックオフで買う。
それ以外は読むだけでなく持っていることの楽しみも満たしてくれる
ような本を選んでいる。装丁だったり挿絵だったり図版だったり、、
そんなところが選ぶときのチェックポイントになっている。
新本で買うのはほとんどが単行本である。これらは楽しみによむ
のではなく何かを知りたくて読む本である。
この類の本は私にとってはノートも兼ねている。ページの余白に
いろんな書き込みをし、何度も読み返すからである。
何かを知るために買う本は私の場合さらっと一回読めば頭に入る、
というわけには行かないので書き込みをしながら読む。
読書ノートを作ってノートに書いたり、最近はEvernoteを使ったりは
試みているがどうも本とその書き込みが離れてしまうことが不便
で相変わらず本のページに直接書いている。
だから、電子図書、というわけにはいかない。
このように考えると電子書籍で購入するのは暇つぶしに読む類の
本でその多くは文庫本と新書であろう。さて、ブックオフではこの手の
時間つぶしの本は105円で買えるものもあるが、実は娯楽本は
105円にはなりにくい。結構いい値段がついていたりする。
どうも、このあたりが電子書籍との競争になるのではないだろうか?
それなりに納得のいく値段であれば、私の場合はもう目が悪くなって
来ているので文字の小さい文庫本とかその古本を買うよりも文字を
拡大できる電子書籍を買うことになるだろう。

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