六冊の本

2010年3月15日

昨日、近くのブックオフで本を6冊買った。

買った6冊の本はつぎのとおり。


丸谷才一著  男のポケット
 定価   780円
松本清張著  黒い福音
 定価   880円
ジョージソロス著  グローバル資本主義の危機
 定価  1800円
ダンブラウン著   ダヴィンチコードの真実
 定価  1600円
藤原新也著  幻世
 定価  1500円
村上春樹著 夢のサーフシティ
 定価  1700円
実は自宅からあるいて5分のところにブックオフがある。
これらの6冊はブックオフで買った。
6冊で630円だった。
1冊105円のコーナーがあるので休みの日はそこを丹念に眺めて何冊か買う。
昨日は収穫が多かった。
しかし、著作権ビジネスにかかわった経験のある者としては複雑な気持ちである。
6冊の本の中には少なくとも2冊はまったく読まれてはいないのではないか、と
思うほどきれいな本がある。それらの本がこの値段である。
しかも、630円と言う売り上げからにしても、印税は支払われていない。
ブックオフでは書き込みがあると買ってくれない。だから、売っている本は書き込み
のないきれいな状態の本である。
私はほとんどの本に書き込みをする。
本の余白は私にとってはノートのようなものである。
書き込みをすること、つまり手を動かし文字を書くことが読む理解を
かなりたすけてくれるように思う。
書き込みがあるから、私の持っている本はブックオフは買ってくれない。
だから、私が買った本はブックオフは買ってくれない。

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