地下足袋がトレンド?

2010年8月16日

この半月ほどのあいだに地下足袋の話題が2回も出てきた。
そこで、10年以上も前に買ったナイキが登場


地下足袋の話題を見たのはテレビである。
ひとつは先月の後半、テレビで軽登山のガイド番組があった。夏休みに登山に出かける人向けと、もうひとつは最近ブームの女性の登山希望者向けの内容である。
そこの話題で、登山は登りよりも降りが厳しく、足の筋肉の負担も
降りのほうが大きい事を話題にして、したがって、疲れも降りのほうが大きいという話だった。
そこで、山歩きの専門家の話があり、降りでもまったく軽々と疲れも知らずに山を降りていく人たちがいる、とマタギが紹介され、かれらの履物とその降り方が紹介されていた。
そのとき、マタギが履いていたのが地下足袋である。
番組は疲れ少なく安全に山を降るにはそこが厚くて固い登山靴よりも底が柔らかくて軽い地下足袋で歩幅も小さく降っていくことが筋肉にたいする影響が少なく疲れないと紹介していた。
それをみて、ひょっとしたら山好きの女性の間で近いうちに地下足袋がはやるのでは、と思ってみていた。
ほんの数日前のことである。
テレビで来シーズンのトレンドのハイライトをやっていた。そこで取り上げられていたのがファッションとしての地下足袋である。
いろんなデザインがあるが基本は地下足袋。なかには地下足袋ブーツまで登場。
そのとき、思い出したのが10年以上前にマンハッタンのSOHOのナイキショップで衝動買いをした地下足袋スニーカー。まだどこか家の中にあるはずと思って探し出したのが写真のスニーカーである。
まさに地下足袋スニーカーでさらにアッパーが無くてベルクロのベルトで止めるようになっている。買ったときは海岸で履こう、と思った記憶がある。
ただ、見てのとおりかなり突拍子もない格好なので、買ってから実際にはいたのは1,2回だけ。そこで、この週末から、先端ファッションの先取り気分で近くをあるきまわるのに履いている。
まさに足袋の履き心地で底も適度に柔らかく、この暑さでもまったくむれないので快適である。今年の冬は地下足袋がはやるだろうから、今のうちに作業用の地下足袋を買占めて、いろいろペイントしたりしてビジネスにするのはどうだろう?

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